こんにちは。ステモン!運営事務局です。

最近、当サイトに「STEM教育」という検索キーワードでたどり着いて来られる方が増えております。

当社は2013年からSTEM 教育に取り組んでおりまして、当時はこの用語を聞いたことがある人はあまりいませんでした。そのころと比べると格段に「STEM教育」という言葉を目にする機会が増えてきました。しかし、「STEM(ステム)教育」と見聞きするだけではどんな内容だか想像がつかないのではないでしょうか。

普段から当ブログを御覧頂いている皆様や、ステモン!会員の皆様には「いまさら?」と思われてしまいそうですが、「STEM教育とは何か?」についてご説明させていただきたいと思います。

STEM教育専用の教材で物理やものの仕組みを学ぶステモン!のレッスン風景

STEMは「Science(科学)」、「Technology(技術)」、「Engineering(工学)」、「Mathematics(数学)」の頭文字を取った造語です。

科学・技術・工学・数学を総合的に学ぶことで理数系理解の強化を図り、社会で発展を続けるICT技術によって新たに求められる人材を育てる教育です。

STEM教育の名前はアメリカ国立技術団のリタ・コールウェル理事長が2003年ごろ用いたことから世界中で広く認識されました。ところが実は、STEM教育の理念は1990年代にはすでに重要とされ、理数系に力を入れた教育が行われていました。

さらに、オバマ政権下でSTEM教育の推進について具体的な政策を打ち出したことにより、世界中でますます重要性が注目されるようになりました。その戦略の内容は年間30億ドルの予算を投じ、STEM分野を学ぶ大学卒業生を10年間で100万人増加させるというものです。アメリカでは、いち早く国をあげてのSTEM教育に取り組んでいることがうかがえます。

ボストンTufts UniversityにあるCEEOのSTEM教育の様子

アメリカだけでなく、カナダ、イギリス、オーストラリアでも初等教育からSTEM教育を取り入れてます。そしてアジアではシンガポールが国家戦略として理数教育を積極的に取り組まれています。(ステモン!はシンガポールのSTEM-WISE社等と協力してアジアでのSTEM教育普及に取り組んでおります)

このように、「理数系」「総合的・横断的」「体験型」のSTEM教育が今後の情報・グローバル社会で活躍する人材を育てる重要な教育アプローチであることは間違いなく、世界の大きな潮流となっているのです。

2020年から公立小学校で必修化となるプログラミング教育もSTEM教育の一環(ステモン!成城校のレッスン風景より)

STEM教育といえば近年注目されている「ロボット教育」や「プログラミング教育」のことだととらえられがちで、子供たちにとって楽しいコンテンツであることからここ数年で小学生向けのロボット教室やプログラミング教室が急増しました。

しかし厳密にはSTEM教育=ロボット・プログラミングではありません。ステモン!ではロボットやプログラミングはあくまでSTEM教育の一部と捉え、科学・技術・工学・数学を横断的に学び、かつ実践する力に結びつけるために座学だけではなく頭・体・手を使ったものづくり型の体験学習で学んでいます。

教材や教え方の工夫によって子供達が楽しみながら学べることがSTEM教育の最大の魅力で、次世代をつくる人材を育成するために今後ますます重要な教育領域になっていくでしょう。

 

参考
http://www.forum8.co.jp/topic/IT-terms109.htm
https://education-career.jp/magazine/data-report/2016/stem
http://www.shinga-farm.com/study/singaporean-national-strategy/