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やり抜く力を育てるために [ステモン高崎校]

2019.01.08

こんにちは、小学生向けプログラミング&STEMスクールSTEMON高崎校です。

何事も努力が大切。継続は力なり。子供のころから言われ続けましたがなかなか身につかないものですね。

今日は「やり抜く力」に関する本をご紹介します。この書籍を見ると 成功の要因として「やり抜く力」が大きく関わっていることがよくわかります。そして子供にどのような環境を提供すべきかのヒントがあります。

やり抜く力GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

https://www.amazon.co.jp/dp/4478064806/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_01CoCbYPGET08 

アンジェラ・ダックワース ダイヤモンド社 2016-09-09

 

 

この本の中ではインタビュー調査や統計を通じて、能力を開花させるために必要な要因は「やり抜く力」=「情熱」×「ねばり強さ」だと言っています。「ねばり強さ」というのは分かりやすいですが「情熱」という概念は字面の意味と少し違って、本の中では「ひとつのことに倦まずたゆまず専念すること」と表現しています。ようするにあれもこれもと、いろいろなことに気を移らせることなく、1つの大目標に集中することを言っています。そして、やり抜くことができる人の特徴は、自分のやっていることに深く尽きせぬ興味を持ち、つねに挑戦をいとわず、しっかりとした目的意識を持って、自分にはどんな逆境にもめげずに、目標に向かって進み続ける根性があるという明るい自信を持っていると言っています。

ノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑教授は革新的な研究をするために6つのCが必要だとおっしゃっているのですが、これが実に重なっています。

好奇心を大切に(Curiosity)
勇気を持って(Courage)
困難な問題に挑戦し(Challenge)
必ずできるという確信をもち(Confidence)
全精力を集中させ(Concentration)
あきらめずに継続することで、(Continuation)

時代を変革するような
研究を発信することができるのです。

ステモン高崎校ではテーマに沿って「自由に」ものづくりをするのですが、こうした経験を通じて、普段の生活においても、自分がおもしろいと思うもの、興味のあるものを自分で見つけられるようになって欲しいのです。

 

また、課題に取り組むときは、もっとよくするにはどうしたらよいか考える、あきらめずに最後までやり抜くように指導しています。

そして、これらを繰り返すことによって自分ならできるという自信を身につけて欲しいと思っています。

というものの、実際はなかなかうまくいかず試行錯誤の毎日ですが、いつの日かステモンの生徒の中から本庶佑教授のような人が育ってくれたらいいと思っています。

 

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