お知らせ・コラム
トップ お知らせ・コラム 朝日小学生新聞主催イベントでプログラミング入門講座が視聴・体験できます

朝日小学生新聞主催イベントでプログラミング入門講座が視聴・体験できます

ヴィリングの代表である中村先生が講師を務めた、朝日小学生新聞社主催「朝小スプリングミーティング2022」の「ゲームで楽しくプログラミングを学ぼう!プログラミング入門講座」の様子をお届けします。

地方にも都市部と同じ”学びと体験のチャンス”を届ける

コロナ禍でいっきに広がった「オンライン学習」。その学びのスタイルは、地方に暮らす人たちにとって大きなチャンスとなりました。とはいえ、オンライン学習はどうしても「視聴するだけ」になりがちです。でもプログラミングは、オンラインでも体験型学習が実現可能。

朝日小学生新聞主催「朝小スプリングミーティング2022」のプログラミング講座は、まさに 「学んで体験できるオンライン学習」。我が家の小2の長男も、四国・徳島から参加しました。

プログラミングの本当の魅力をまだ知らない子どもたちにとっては「興味の入り口」に。そして私たち保護者の方にとっては「プログラミング=知識を組み合わせてやりたいことを実現させる思考」に気付ける内容になっています。
アーカイブ配信で見られるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
https://www.youtube.com/watch?v=win7XFB2diA

プログラミング学習には大人にとっての「気付き」もいっぱい

講座のはじめは「プログラミングとは?」という基本のお話から。身近な家電を題材に、コンピューターやプログラミングの仕組みについて学びます。その後、小学生でもかんたんにプログラミングができるソフトScratch(スクラッチ)の操作基礎に挑戦。
※アーカイブ配信ではコメント欄が閲覧できないのでウェブ「スクラッチ」を検索するか、以下のリンクからアクセスしてください。https://scratch.mit.edu/studios/1168062

学校や学年によっては、授業ですでにScratchを使っている子も多いかもしれません。長男はSTEMONの体験教室でScratchを経験していたので、「このネコ知ってる」と安心してスタートできました。

配信を見ながらScratchを操作する子ども

一緒に視聴・体験していた私の心に残ったのは、「ネコを動かす」という基本操作の説明のなかで中村先生が言った「コンピューターも不器用なんですよ」ということばでした。

「コンピューターは、10歩進むを5回繰り返す(という指示)を、『50歩進んでほしいんですね』と(解釈して)動いたりしないんです」と中村先生。コンピューターは言われた通りにはできるけど自ら考え行動するてわけではない、そこが人との違いですよ、と言われた気がしました。

面白そう!やってみよう!ワクワクの芽を育てるプロ

中村先生がつくるミッションのなかには、子どもたちがワクワクする要素が詰まっています。が、そこには楽しいだけでなく、必ずSTEAM教育の視点が入っています。

今回の講座のミッション「Scratchを使って、キーボードを楽器にする」も、一見楽しい遊びのように思えますが、ドレミの音階=音楽、アルファベット=英語、音や拍数を現わす数字=算数など、これまで授業で学んできた「知識」が使われていました。
これこそ「教科での学びを横断的に組み合わせ、やりたいことを実現する」STEAM教育の実践方法なのです。

自宅でScratchを使ったゲームを作成する子ども

中村先生は、講座の最後に「どうやったらプログラミングがうまくなりますか」という質問に「コンテストに参加するといいですよ」と話していました。そこには「やりたいことを実現する方法を自ら考えることが、子どもたちの主体的な学びにつながっていく」という思いが強く込められていました。

自ら学ぶSTEAM教育を体感できるプログラミング学習

今回、朝日小学生新聞主催/株式会社JTBコミュニケーション共催で実現した「ゲームで楽しくプログラミングを学ぼう!プログラミング入門講座」は、子どもたちの「好奇心や興味」をどう刺激するかを常に考えている中村先生ならではのプログラミングの体験学習になっています。

プログラミングなんて小学生にできるの?」と不安に感じている新一年生の保護者の方や「プログラミング授業ではなにを伝えたら良いんだろう」と試行錯誤している学校現場の先生にもおすすめの内容です。
アーカイブ配信(https://www.youtube.com/watch?v=win7XFB2diA)で、ぜひプログラミングの楽しさや面白さを発見してみてくださいね。

【視聴体験時の注意点】タブレットの場合は画面上にキーボードを出すか、外付けのキーボードを付けた状態で操作するのがおすすめです。

ライター紹介

宮本幸子(みやもとさちこ)/地方でも実現できる「プログラミング的思考を育むSTEAM教育」に関心を持ち、株式会社ヴィリングが提供する公立小中学校のSTEAM教育を取材中。タウン誌の編集やラジオリポーターを経て、現在はライター・講師として活動。徳島県在住、二児の母、1980年生まれ。