社内ファミリーデーとは?企業におすすめの子ども向けワークショップ事例付きガイド

働き方の多様化が進む中で、社員とその家族とのつながりを深め、企業文化を共有する場として注目されているのが「社内ファミリーデー」です。
福利厚生やエンゲージメント向上の一環として導入する企業も増えており、職場の雰囲気を家族に体感してもらうことで、社員のモチベーションや会社への信頼感にも大きな効果をもたらします。
しかし、いざ企画を進めようとすると「どんな内容が喜ばれる?」「子どもが飽きずに楽しめる企画って?」と悩む担当者も多いのではないでしょうか。
本記事では、ファミリーデーの基本や導入メリット、企画のポイントをわかりやすく解説します。
社内ファミリーデーとは?
社内ファミリーデーとは、社員のご家族を職場に招いて、一緒に楽しむイベントのこと。
職場の雰囲気を感じてもらったり、お父さん・お母さんがどんな仕事をしているかを見てもらったり、社員とその家族が“会社”を通してつながる、あたたかな社内行事です。
最近では、「社員のエンゲージメントを高めたい」「働きやすい職場づくりを進めたい」と考える企業が、このファミリーデーを取り入れることが増えてきました。
子どもたちにとっては、親の働く姿を間近で見ることができ、企業側にとってはご家族に安心や信頼感を届けられる貴重な機会となります。
開催の目的と注目される背景
この数年、働き方改革やリモートワークの広がりで、社員とその家族との“距離感”が変わってきました。そんな中、「家族ぐるみで企業とつながる」ことの価値があらためて見直されています。
ファミリーデーは、社内のコミュニケーションを活性化するだけでなく、企業のあたたかさや姿勢を外に向けて伝える機会にもなります。
最近では、遊びだけでなく“学び”や“体験”を取り入れたプログラムも人気。子どもも大人も楽しみながら、企業のファンになってもらえるきっかけになるのです。

ファミリーデーを実施するメリットと企業への効果
社内ファミリーデーを開催すると、社員だけでなく、そのご家族、そして企業にとっても嬉しい効果がたくさんあります。
「開催してよかった!」という声が多いのは、ただの社内イベントにとどまらない価値があるからです。
社員や家族にとっての意義
社員にとっては、自分の働いている職場を家族に見てもらえるのは、なんだか誇らしい気持ちになるものです。
「こんなところで働いているんだ」「素敵な仲間と仕事をしているんだ」と、家族が応援してくれるようになると、仕事へのモチベーションも自然と上がっていきます。
一方で、家族にとっても、普段なかなか見ることのない“職場”を体験できる貴重な機会。
特に子どもにとっては、親の仕事を知ることが将来への関心につながるきっかけになることもあります。
企業ブランディング・定着率への影響
ファミリーデーを定期的に実施している企業は、社員のエンゲージメントや定着率が高い傾向にあると言われています。
「家族まで大切にしてくれる会社なんだ」と実感できることで、企業への信頼感や安心感が高まり、結果的に人材の定着にもつながっていきます。
また、外部に対しても、社員や家族の声が自然とポジティブなイメージとして広がるため、採用広報やCSR(社会貢献活動)の一環として活用する企業も少なくありません。

ファミリーデー企画を成功させるためのポイント
まずは「なぜファミリーデーをやるのか?」を明確にすることが大切です。
「社員への感謝を伝えたい」「企業文化を家族にも知ってもらいたい」「子どもたちの学びや体験の場をつくりたい」など、目的がはっきりしていると、全体の企画にも一貫性が生まれます。
たとえば、“親子で体験できるプログラム”を軸にするのか、“職場見学とレクリエーション”にするのかで、準備する内容や演出の方向性も変わってきます。
安全面と運営体制の工夫
特に小さなお子さんが参加する場合は、会場の安全確保が欠かせません。
会場レイアウトやスタッフの配置、動線の確保など、「安心して楽しめる空間づくり」がポイントになります。
また、当日は社員だけで運営するのではなく、必要に応じて外部スタッフやイベント運営会社の協力を得るのもひとつの手。参加者全員がリラックスして過ごせるよう、運営側の負担も分散させておくと安心です。
年代に応じたプログラム設計
ファミリーデーには、幼児から中高生まで幅広い年齢の子どもたちが参加することもあります。
そのため、年齢層に合わせた体験プログラムや遊びの工夫も重要なポイントです。
たとえば、小さな子には手を動かして楽しめるクラフト体験、小学生以上にはちょっと頭を使うワークショップなど、興味やレベルに応じたコンテンツを複数用意しておくと満足度がぐっと上がります。
子どもが夢中になる!最新ワークショップ事例4選
ファミリーデーを盛り上げるカギのひとつが、「子どもが楽しめるプログラム」です。
大人向けの見学や挨拶だけでは、子どもたちはすぐに退屈してしまいがち。そこでおすすめなのが、“遊びながら学べる”ようなワークショップの導入です。
ここでは、実際の企業イベントでも好評だった、子どもが夢中になるワークショップ事例を4つご紹介します。
職業体験型(例:プログラミング、ロボット)
自分でロボットを組み立てたり、簡単なプログラミングに挑戦したりと、未来の仕事をちょっと先取りできる体験が人気です。
普段なかなか触れることのないIT技術にワクワクしながら、論理的思考や創造力も自然と身につきます。

クラフト/クッキング(例:陶芸、パン作り)
手を動かして“自分だけの作品”をつくる体験は、年齢問わず大好評。
親子で協力しながらパンをこねたり、手びねりで器をつくったり…完成したものを持ち帰れるのも、記念になって嬉しいポイントです。
デジタル融合体験(例:AR/VR)
デジタル技術を活用した体験型コンテンツも注目されています。
スマホを使ったAR(拡張現実)スタンプラリーや、VRゴーグルを使った「仮想空間でのお仕事体験」など、子どもたちは夢中になって取り組みます。新しい体験に触れることで、好奇心も刺激されます。

参加型ステージ(例:バルーン、マジック)
見て楽しむだけでなく、一緒に“参加できる”ステージ型ワークショップもおすすめ。
バルーンアート体験やマジックショーでは、ステージに上がって挑戦したり、仕掛けを一緒につくったりと、会場全体が一体感に包まれます。
注目のSTEAMワークショップ「ステモン」とは

遊びながら学べる体験コンテンツとして、最近とくにお勧めしたいのはSTEAM教育スクール「ステモン」が提供している「STEAM(スティーム)教育」を取り入れたワークショップです。
企業イベントやファミリーデーでの実績も豊富で、教育的な価値と楽しさを両立したプログラムが支持されています。
STEAM教育とは?
STEAMとは、Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Art(芸術)・Mathematics(数学)の頭文字をとった教育の考え方。
これらの分野を組み合わせて「自分で考え、つくり出す力」を育むことを目的としています。
単に知識を詰め込むのではなく、身の回りのしくみを理解しながら、楽しんで学べるのが特長。近年では世界中で注目されており、企業が主催するイベントにも広がりつつあります。
ステモンがファミリーデーに最適な理由
ステモンのワークショップは、“つくって、試して、発見する”を軸に構成されています。たとえば、人気のプログラム「からくり装置をつくろう!」では、斜面やてこなどの単純機械の仕組みを学びながら、オリジナルのからくり装置をブロックで組み立てます。
・年齢に合わせた難易度調整が可能(幼児~小学校高学年まで対応)
・ブロックやワークシートを使うので、初めてでも安心
・子どもだけでなく、親子で一緒に楽しめる設計
体験後には「もっとやりたい!」「家でもつくりたい!」という声があがるほど、子どもたちの好奇心をぐっと引き出すワークショップです。
導入事例と効果の声
2024年11月、株式会社TOKIUMの社内ファミリーデーにて、ステモンのSTEAMイベントが実施されました。
当日は社員とそのご家族あわせて10名が参加。まずは「単純機械」について楽しく学び、日常の中で見つけられる例をみんなで探しました。
その後、ブロックを使ってオリジナルのからくり装置づくりにチャレンジ!
グループで協力しながら組み立てた装置にビー玉を転がし、ゴールに到達した瞬間には、会場いっぱいに歓声と笑顔が広がりました。
教育的な価値とエンタメ性を両立したこのワークショップは、「来年もやってほしい!」という声が出るほど好評。社員満足度はもちろん、企業イメージの向上にもつながった成功事例です。

ワークショップ開催レポートはこちらから▼
https://www.stemon.net/blog/eventpackage-karakuri/
ステモンワークショップ開催の流れと準備ステップ
「ステモンのワークショップ、うちの会社でもやってみたい!」と思った方へ。
ここでは、ファミリーデーでステモンを導入する際の基本的な流れと、準備のポイントをわかりやすくご紹介します。
ステモンのワークショップ支援の詳細はこちらから▼
https://www.stemon.net/blog/steamevent-itaku/
開催までのステップ
お問い合わせ・ご相談(企画段階)
開催日や対象年齢、想定人数などをもとに、企画をご提案。
目的に応じて複数のワークショップから最適な内容を選べます。
内容の確定・準備
使用教材(ブロック・ワークシートなど)や必要備品の調整、会場レイアウトのご相談。
低年齢向けにも配慮した構成が可能なので安心です。
当日の実施
講師が現地に伺い、全体の進行・指導・サポートを担当します。
司会進行や子どものフォローもお任せいただけます。
実施後の振り返り・写真提供など(希望制)
参加者の様子を記録に残したり、社内報・SNSなどへの展開も可能です。
詳細は下記よりお問い合わせください▼
https://www.stemon.net/blog/steamevent-itaku/
まとめ|家族も企業も笑顔になるファミリーデーへ
社内ファミリーデーは、社員とその家族が“会社”という場所を通じてつながる、あたたかくて大切な時間。
一緒に過ごすことで、普段は見えづらい仕事の一面や会社の雰囲気が伝わり、信頼関係や愛着も深まっていきます。
その中で、「子どもが夢中になれる体験」を取り入れることは、イベントをより充実させ、参加者の満足度をぐっと高めるポイントになります。
遊びながら学べるSTEAMワークショップ「ステモン」は、教育的な価値とエンターテイメント性のバランスが取れており、親子での参加体験が“記憶に残る1日”を演出します。
初めての方でも安心して導入いただけるよう、ステモンでは企画から運営、当日のフォローまで丁寧にサポート。
もしご関心があれば、まずはお気軽にご相談ください。