2020年度新学習指導要領スタート

日本では2020年度より、学習指導要領の改訂により小学校中学年から「外国語教育」の導入と小学校における「プログラミング教育」の必修化がスタートしました。
この導入の背景としては、答えのない社会において子どもたちが自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、自ら判断して行動することでよりよい社会や人生を切り拓くために、学校での学びを通じ、子どもたちの「生きる力」を育むことを目的としています。

(引用:政府広報オンラインhttps://www.gov-online.go.jp/useful/article/201903/2.html

日本では「プログラミング教育」といわれていますが、ここではプログラミングをよりも広義の「STEM教育」「STEAM教育」と捉え、このTEM教育、STEAM教育を英語で学ぶメリットについてお話ししたいと思います。

なぜ英語を学ぶ必要があるの??

そもそも英語を本当に学ぶ必要はあるのでしょうか?

英語を話せなくても、もちろん生きていけますし幸せな人生を送ることができると思います。だからと言って英語を学ばなくてよいということになるのでしょうか。
この答えも人それぞれだと思いますが、以下の3点から英語を学ぶメリットはあると考えます。

①グローバル化による多様性

ご承知のとおりITの進化によりグローバル化がすすんでおり、簡単に世界の人たちとコミュニケーションや交流ができるようになりました。

もしかすると自分でも予期せぬタイミングで世界の人たちとつながりを持つかもしれません。

世界では英語を話せる人は20億人ほどいるといわれており、英語が話せると20億人ほどの人と話すチャンスが生まれ、日本とは異なる文化や考え方・生活・価値観に出会うことで考え方の選択肢が増えたり、いままで持っていた固定概念に変化が起き新しいアイデアを生み出すチャンスが広がります。

また、友人関係・学校やビジネスの場においても人の内面にある感情や思考の多様性にも気づき、その多様性を体験・体感することで人生の可能性を広げることができます。

②情報を早く多く取得することができる

インターネットでなにかを検索する際に、英語で情報を取得できると、日本語のみで情報を検索するのと10倍以上の差が生まれるといわれています。

情報が多いければ良いか?というとそうではないと思いますが、知らないで選択できないより自分で取捨選択できる情報が多いほうが良いでしょう。

また、海外で生み出された映画や本も日本語に翻訳するまでは非常に時間がかかったり翻訳されないこともありますが、英語ができることでより早くふれるチャンスがうまれます。

さらに、大学などで必要となるレポートや卒業論文の作成においても海外の有名大学の論文は先進的な研究が行われていたり、多くのリサーチがなされていることもありますので、英語を学ぶことにより深い知識を身につけることができます。

③日本の良さを知る

日本にはない文化や考え方・情報にふれることで、いままで当たり前になって気づかなかった日本という国や日本人の良さに改めて気づくことができ、自信が持てたり楽しめるようになります。

上記に共通する点は、“英語が話せなくてはダメ”なのではなく、英語を話せたほうが人生を豊かにするチャンスを広げることができる、という点で英語を学ぶメリットはあると考えています。

なぜSTEM教育、STEAM教育が必要なのか?

※STEM教育とSTEAM教育の違いについては下記リンクをご参照ください。https://www.stemon.net/blogs/9616/

STEM・STEAMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)からそれぞれ頭文字をとった言葉になります。

もともとは、アメリカのオバマ大統領が2011年一般教書演説においてSTEM教育を優先課題とし、2013年には年間30億ドルの予算をたて国家戦略としたこと世界中にSTEMが広がりました。

この時点では、「STEAM」教育ではなく「STEM」教育として広がりをみせ、AI社会において国が国際競争力を高めるためにSTEM分野を横断的に学ぶことでテクノロジーを活用できる人材や生み出せる人材を増やすことを目的としておりました。

それがSTEAMに変化していったのは、急速なIT化やグローバル化によりAI社会が到来する中で、受け身ではなく、自発的・主体的に学び創造性をもって問題を発見し解決する能力が強く求めらるようになったからではないでしょうか。
ですので、ここでの「Art」は「芸術」という限定的な意味合いではなく「芸術・デザイン、クリエイティブ、リベラルアーツ」など多くの意味を持たせ、その状況により意味合いが変わるものであると言えます。

では、STEM教育やSTEAM教育だけをやればよいのかというと決してそうではなく、今までの反復学習による暗記型学びや教科縦断型の学びだけではなくSTEM教育やSTEAM教育のようなさまざまな分野を横断的に学び「創造力・表現力・問題発見し解決する能力」を育みながら「自発的・主体的に行動したくなる」新しい教育の形を作り出していく必要があります。

これからの社会はどうなる?

私たちの働く環境を考えても、急速なIT化によるAIやロボット、グローバル化によるアウトソースの利用が増えることで今ある仕事がなくなったり減少することが考えられる一方、AIやロボットを使いこなし共に働く仕事や、人が直接かかわることで価値や安心感が高まる仕事が生まれることも予想されております。
引用:経済産業省「METI」8・9月号
https://www.meti.go.jp/publication/data/newmeti_j/160809.pdf

ではいまわたしたちにできることなんでしょうか?
子どもたちが大人になるころは、いったいどのような世の中になっているかはわかりません。ただ答えがわからなくても、いま私たちにできることは、答えのない社会をともに歩み続け、子どもたちに選択肢を増やし、どのような世の中になっても、自ら考え活動できる強い力を育むことではないでしょうか。

英語×STEM教育カリキュラム「STEMON English」の提供スタート

私たちは、多くの子どもにそのような環境を提供できるよう2020年7月より事業所様向けに英語のカリキュラム「STEMON English」の提供を開始しました。
STEMON(日本語)では、2014年よりプログラミング&STEM教育スクールとして6年間分(各年40レッスン分)のカリキュラムを、ものづくりを通して「楽しい・やってみたい」という気持ちから自発的・主体的に学ぶ環境を提供することで「創造力・表現力・問題発見、解決能力」を育んでまいりました。
そのカリキュラムを英語で実施することで、STEM教育やSTEAM教育を英語で実施したいと考えているがどのようなカリキュラムが良いかわからない、カリキュラムを作る時間がとれないという事業所様のお手伝いをさせていただきます。

英語を学ぶきっかけとして、ものづくりを通して英語にふれる環境を提供したり、英語が得意な子にとっても、普段あまりふれることのないソーシャルやカルチャー語彙にふれたり、自らつくったものをアウトプットする場面や制作の過程で自発的に英語を使う環境を作ることで習う英語とは違う角度で英語に取り組むことができると考えております。

「STEMON(ステモン)」「STEMON English」を詳しく知りたい方は
こちら↓

「STEMON English」ホームページより